2011年10月3日月曜日

「オヤマボクチ」の蕎麦

   大変美味しい、蕎麦です、硬いのかとと思いましたが、そうでなくツルリンとした蕎麦です。



     蕎麦粉10割、つなぎに「オヤマボクチ」のみです、丁度1ミリ四方の細い蕎麦になりました。





          切りは、切れる包丁で、切る時の音は、ゴリ・ゴリと硬い、音がする。




                 延しの厚さ1㍉・切巾1㍉で、切ります。




 延しは、普通蕎麦同様に丸延し、本延しで1㍉程度まで薄く延しますが、太い麺棒で、たたく様に                      すると、うまく薄く出来る、思います。                 約30分程すると、この様に、粘りが出てきます。







              よく、粉となじませ、オヤマボチのかたまりを手でちぎり、無くす。




                「オヤマボクチ」乾燥状態で、これで、5 ㌘です。




                   「オヤマクチ」 販売店



               手打ちそばのつなぎ工房 (有)望月商店望月聰



               長野県下高郡山ノ内夜間瀬8894



               tel0269-33-6453fax0269-33-6400



               mel= spp42t39@risc.ocn.ne.jp



注文がありましたらよろしく。
                 



※ 長野県飯山市富倉地区に古くから伝わるオヤマボクチをつなぎにして打ちの蕎麦の事です。



 この蕎麦は、オヤマボチ(山牛蒡)の葉の組織をつなぎにする関係から、練りに多くの時間を要し薄くのし、切りも きりにくく 、高度な技術と時間を要します。



 オヤマボクチは、蕎麦の風味などを損なうことはありません、大変美味しいです。



作業・



① 乾燥「オヤマボクチ」 5㌘を熱湯に 2~3分漬け戻し、軽く水を切って置く。



② 木鉢にそば粉を入れ、①を小さくちぎりながら粉と混ぜ合わせます。



③ 水を加え水回し、ズル玉と思われる位の柔らかく、した方が良い。



④ 充分に水が、回つたら、練りを行う、練りは20~30分練ると良い。



⑤ 充分に練り終わると、玉を二つに分けて、延します、一キロでは大きくなりすぎるので、二つにする。



⑥ 延しの大きさは、800×1000位に延し、新聞紙に包み15分程寝かせる。



⑦ 切り葉、かなり硬いので、切れる、刃の立つた、包丁で、一気に切る、巾は、1ミリで切る。

以上。



0 件のコメント:

コメントを投稿