2013年11月3日日曜日

裁ちそば・南会津に伝わる秘技。

南会津に伝わる、滝音裁ちそば工房をたづねました。
南会津町の名所・湯ノ花・この滝上に裁ちそば工房が有ります。
裁ちそば名人・工房主・星清信さん・この打ち方を出きるのは日本に3名しかいない。
この裁ちそば打ちは、この地方に伝わる裁ちそば中でも、特殊です。まずは、水で加水します。
次に、熱湯で、こねる、最初に水で加水することで、香り逃がさず、そばに腰が出きると言います。
 1㌔の生粉に・熱湯を加えながら、玉の硬さを調整し丁度良くなれば、
200g程度の玉を6個に分けてポリ袋に入れておきます。
次に伸し、約40㌢の丸伸しです、この小さな伸し台で、丸く伸します、同じ丸を作り
小量打ち粉を振り、6枚を重ねて置きます、乾き防止の為に新聞紙を掛けます。
丸く伸した、物を半分から真二つに切ります、その半分を上に重ねて、12枚になります、
その12枚を親指を駒にして、2㍉の切り幅で、布を裁つ様に菜切り包丁で切ります。
親指を手駒の定規のように、菜きり包丁は真っ直ぐ切り下ろし、左手は、少し上に押し
上げるのが「コツ」と伝えています、しかしこのスピード、見事な裁ちそばの妙技です。
小量の打ち粉は、ほとんど見当たらず、打ち粉を振るう必要が無い。
切り揃えは、2ミリです、写真の上のほうは、細く、下は、少し太く切るのが
生地の先が、「マクレ」ないので、良いとの事です、あまり理解が出来ない。
        茹で上げた「そば」、です。見てお解るように、素晴らしく角の立ったそばです。
栓の木・手作りのそば板と、つゆは、抜群の美味しさです、手作り山菜の
漬物も裁ちそばとのマッチングで、とても美味しい。
星清信さんの命名・左から・トマト「青春」・紅いのが「初恋」これが爆発的に売れているそうです・
右が「普通カブの漬物」この右の普通カブに秘密の調味料で紅く初恋の色になるそうです。
とても喜作で明るい星清信さん、奥様も勤めから抜け出して、会いに来てくれました。
今度は、北海道で会いましょうね、有難うございます。
      「珍しいもの」清信さんの玄関こんな物がありました。「なんとこれは、なんでしょうか」
拡大して奥を見ると 「こっそり」 これって・・な・・・・に・・・賽銭まで・・・・
オマケ有り、以上です。

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